2016年10月30日

コミュニケーション力

 明治大学で、コミュニケーション技法などを指導されている斎藤孝先生。「コミュニケーションとはなにか」という定義づけから、その基盤、技法と話が拡がりながら収束して行く流れがとても分かりやすい。この本に書かれていることの殆どは、言い尽くされたことなのかもしれませんが、改めて心に刻みたいことばかりとも言えます。

 第三章に「コミュニケーションの技法」についての解説もあり、そこを知りたいという方も少なくないと思いますが、やはり一番大切なのは、何のためにコミュニケーション力が必要なのか?という問いに応えている第一章「コミュニケション力とは」をしっかり把握することだとだと思います。私にとっては、「自由を獲得するために」かな。

 この本の中で、私にとって最も新鮮だったのは、「会話は一対一ではなく多対多」という項でした。「結婚というのは、生活習慣と生活習慣の戦いや妥協の場となる。ちょっとした癖が気になったりするが、相手の中には別の人間が幾人も入り込んでおり、その土地の歴史で積み重ねられた慣習的な行動の束が、身体の奥深くに、知らぬうちに入り込んでいるのだとわかることで、相手に対する理解が深まる。」という話でした。

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2016年10月22日

やっぱり英語力は必要?

アラモアナセンターにあるRomano's Macaroni Grillでの出来事…

1.拙い英語で予約をしようとする日本人…「あ〜私たちは、
 クーポンを持っています。夕食の予約をしたいのですが…」
「何名様ですか?」「9人です。」「9人!それでは、
 5時半にいらしてください。」私たちは、何故5時半しか
 予約できないかを説明する店員の英語を理解することが
 できませんでしたが、どうやら厨房が混まないうちに
 団体客をさばきたいという意図のようでした。

2.拙い英語で、メニューを確認する日本人…
「ティラミスには、エスプレッソが付いているとメニューに
 書いてあったような気がするのですが…」結論から言うと、
 日本語で書かれたメニューに紛らわしい部分があり、私たちと
 ウェイトレスとの会話は平行線になってしまいました。
 
 ウェイトレスは、誰かスペイン語が話せないか?と
 聞いていましたが、言語が通じないとレストランで食事を
 することすらままなりません。逆に言うと、英語ができれば、
 「外国人にとっては、日本語ができれば」仕事のチャンスが
 あるということかもしれませんね。

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2016年09月15日

最も大切なのは、コミュニケーション力です。

「そんなの当たり前じゃないかぁ〜」と仰るかもしれませんが、
 最も大切なのは、コミュニケーション力です。
 相手が自分に伝えたいと思っていることを汲み取り、
 自分が相手に伝えたいことを理解してもらう力です。

たとえば、野球ファン同士の会話…
「イチローが打ったのは、外角低めのスプリットだったけど、
 あんな難しい球を良く三遊間に流すように打ったねぇ〜」

次に車好き同士の会話…
「新しい86は、フロントとリアのスポイラーに
 アルミのテープを貼ることによってボディの表面を流れる
 空気を整流し、安定するようなったんだって…」

いずれの会話も、コミュニケーションは上手く取れると思います。
だから、気の合う同士の会話は楽しいのです。
でも、相手が野球や車に興味の無い人だったらどうでしょう?

仕事の話も同じです。自分がそこで話題になっていることを
理解できていれば良いのですが、それぞれの専門分野の話題は、
言葉の定義から難しく、理解することが出来ない場合があります。

また、あなたが相手に売り込もうとしている製品やサービスが、
相手が理解できないものならば、それを採用していただくために、
説明することはとても難しいでしょう。

このように、単にコミュニケーション力と言っても、
その状況によって、求められる能力が違ってくるのです。
それぞれの状況で求められるコミュニケーション能力を
身に着けたいものですね。

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2016年07月16日

決算書は、何のためにあるのでしょうか(・・?

決算書は、会社の状況を資本家や債権者などの関係者に正しく
知らせるためにあります。

すべての会社は、「お金を集めてきて」、「そのお金を何かに投資し」、
「利益を上げる」という三つの活動をしています。

この三つの活動を、数字を使って表したのが決算書です。
中でも「財務3表」をいわれる、「損益計算書(Profit and Loss Statement)PL」、
「貸借対照表(Balance Sheet)BS」、
「キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement)CS」が基本になります。

財務3表の仕組みを理解する前に、会計の最低限の知識を仕入れておきましょう。
まずは、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の構造です。

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2015年11月29日

天職は寝て待て

天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書) -
天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書) -

 電通のような大手広告代理店、外資系コンサルティングファームに就職しようとしている人、転職しようとしている人は限られた人だと思いますが、私のようなありふれた?サラリーマンにも参考になる示唆がありました。

 タイトルは呑気で安直な感じだが、想定されている読者は山口さん自身のように、外部環境と内部環境を冷静に分析して行動するような水準の人だ。しかしそのような人であっても、いやそのような人だからこそ、自分に出来ることと求められていることとのギャップに気付かず、望んでいない転職をしてしまう可能性がある。また、転職する人にとってはもちろん、受け入れる側にとっても、転職はリスクのあることであり、最も必要なのは信頼できる人の情報や推薦なのだ。これから就職しようとしている人、転職を考えている人に新たな視点を与えてくれる。

 山口さんは「いまの仕事、いまの人脈をまずは大切に」と書いている。いまの仕事に全力をあげられる人、今の上司、いまの同僚に信頼される人が、良いキャリアを積むことができ、やがて天職に就ける人なのだろう。

 「天職とは自己によって内発的に規定されるのではなく、本来は神から与えらえるもの、と考えられていた…これは『自分は世界に何を求めているのか』という、我々がいつも抱えている問いを、『世界は自分に何を求めているのか』という問いへと180度切り替えることを意味します。」私たちは、仕事に限らず、世界から恩恵を授かることだけを期待しがちだが、生きるということは本来、自分が世界に何をもたらすことができるか、という営みなのかもしれない。だとしたら、仕事は自分のためではなく、世のため人のため延いては自分のため。

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2015年10月12日

年収150万円で僕らは自由に生きていくA

年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)/講談社

¥886
Amazon.co.jp

 これもダウンシフトの本なのかな?と思ったら、著者のイケダハヤトさんは、プロブロガーらしい「プロブロガーって、年収150万円もかせげるの?」そこのところを突き止めるために読んでみようと思いました。

 長女と同じ86年生まれのイケダハヤトさんに突き付けられた「僕たちは、いつまで『おかねのために』働くのでしょう?」という問いに、決して「お金のためだけに」働いてきたわけではない、言葉にしてみると、自分を鍛えるために働いてきたのかもしれない。と考える58年生まれのオジサンは、彼らに何と答えればよいのだろう。

 イケダハヤトさんは、ブログ運営、書籍や連載の執筆、講演・研修、企業へのマーケティングコンサルティングで、年間500〜600万円の売上を計上しているそうです。まあ、こうして新進気鋭の星海社から新書本を出して、それを買って読んでいるオジサンがいるわけですから、実際に年収150万の貧乏生活ってことはありませんよね。おそらく、ブログからの収入よりも、ブログはパブリシティ広告的な位置づけで、実際の収入は、執筆、講演・研修、コンサルティングなどから得ているのだと思います。

 イケダハヤトさんは、好きなことをやっているので、仕事とは呼ばず、活動と言っているそうです。私もネットでの活動を楽しんでいますが、これをお金に換えるのは難しいと思います。斎藤一人さんは「お金持ちになると嫌な奴に頭を下げなくてよくなる」と書いていましたが、私は凡人なので、嫌な人に頭を下げなければならないような状況に追い込まれることで、自分が成長するような学びがあるような気もします。だから、お金のために働いています。

 イケダハヤトさんは、いずれ孤独はお金持ちの贅沢になる。貧乏人は、ムラ2.0(インターネットで繋がったムラ社会)で、緩くつながっていき、お互いに助け合いながら暮らしてゆくので、たくさんのお金が必要なくなっていく。みたいなことを書いています。いずれにしても、コミュニケーション力がカギを握るような気がします。

 イケダハヤトさんは「僕自身、日々仕事をしていて強く感じるのは、仕事における『問題意識』の重要性です。……問題意識が欠如すると、人は自分のため(金のため、スキルのため)にしか働かなくなり、やりがいを感じにくくなってしまいます(p126-127)。」私の仕事は、問題を解決することではあるのですが、その問題は組織と顧客の間に発生した問題に過ぎず、商品の問題を発見したり改善に繋がる活動ではあるのですが、社会の問題を発見したり改善したりするようなものではありません。そこにやりがいを感じているかと問われると、苦しいことは事実ですね。

 イケダハヤトさんは「働くモチベーションを『お金のために働く』から『問題を解決するために働く』に切り替えましょう。僕たちは死ぬまで働かなくちゃいけないんです。金のために嫌な仕事を我慢して、一生を終えるか。低収入かもしれないけれど、やりがいが感じられる、いきいきと取り組める仕事に取り組んで一生を終えるか。後者の方が、より人間的で、自分の人生を生きた感じはするとと思います(p127)。」これが、イケダハヤトさんが、一番言いたかったことじゃないのかな?ちょっと長くて気が引けちゃったけど、とても共感したので引用させていただきました。

 ITを活用した村社会2.0という提案が新しいです。政府や企業が作った仕組みではなく、私たちは、直接、助け合って生きて行く方法を見つけることで、年収が下がっても精神的に豊かな生活ができるかもしれません。そのような動きが顕著ではない日本は、まだまだ豊かなのかもしれません。

 どの本に書いてあったことか忘れましたが、IT企業は、インドにプログラミングの仕事を外注しているそうですが、システム開発やプログラミングは、立地が離れていることによる障害は少ないですものね。村社会2.0では、地域や組織の壁を超えたネットワークで成果を出していくシステムが出来上がって行くのだと思います。

 イケダハヤトさんの意見は、認めたくないことも少なくないのですが、それは、私が、時代が激しく移り変わって行くことを認めたくないが故の抵抗かもしれません。この本を読むことによって、自分の人生を方向付けることはできませんが、彼の言葉に真摯に耳を傾けることは、問題を直視し課題を抽出する切っ掛けになると思いました。

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ラベル:イケダハヤト
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2015年10月11日

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ

 ≪どんな暮らしをしたいのか、どんな働き方をしたいのか、どんな地域になったらみんな幸せに近づくのか。住みたい未来があるなら、自分から始める方が遠回りのようですが、実は近道。古いシステムにぶら下がるのではなく、新しい答えを生きよう。選ぶのは自分だ。≫

 私は、定年が3年後に迫っているのに、老後への不安から、まだまだ加速してアップシフトしようとしていた。この本は、そんな私に対してパラダイムシフトを促してくれた。別に、自分の好きなことをして楽しく生きて行けさえすればいいじゃない。と考え直す切っ掛けを与えてくれた。

 著者の坂さんは、30歳でバーンアウトしてしまって、若い頃から憧れていた気ままな店主になることを決意したそうです。多くを稼ぐためではなく、生きて行くために必要な利益に抑えることで、自由な時間と高め合って行ける仲間を得たようです。

 私たちが常識だと思っている社会も、坂さんが映し出してくれる角度から見ると酷く歪んで見える。タイトルから想像するよりも遥かに盛りだくさんな内容なので、考えさせられることが多かったです。

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2015年10月10日

年収150万円で 僕らは自由に 生きていく

年収150万円で 僕らは自由に 生きていく

星海社新書巻 >> これもダウンシフトの本なのかな?と思ったら、著者のイケダハヤトさんは、プロブロガーとのことなので、読んでみようと思いました。

ころで、プロブロガーって、年収150万円もかせげるのか?そこのところを突き止めたいと思います。

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派遣社員さんたちは、能力が高い!

 先日、商品に貼ってあるシールに問題が発生し、代わりシールを小売店に送り、貼りなおしていただかなければならなくなりました。社員が会議室に集まり、シールを仕分けしてファイルに収め、梱包して発送するという作業をしなければならなくなったのです。作業をしている時、あることに気がつきました。正社員の連中よりも、派遣社員の皆さんの方が、ポイントを的確につかみ、明らかに迅速かつ適切に対応しているのです。

 そりゃそうかもしれません。いつも自分の職能に合った仕事をしている正社員より、その都度発生した仕事に対して臨機応変に対処している派遣社員の皆さんの方が、このような不慮の事態への応用力を持っているのです。その時、私は思いました。どちらが能力が高いのかと…もちろん、派遣社員の皆さんは、意思決定に関わるような仕事をしていませんから、そのような能力は未知数です。でもそれは、そのような権限を与えられていないだけで、責任を持たされれば応える力を持っている可能性はあるのです。

 では、どうしたら、このような能力が身につくのでしょうか、私は、身の回りのことを自分でやる習慣を身に着けることが、必要なのではないかと思います。限られた時間で効率よく仕事をこなすことが求められる仕事を率先してこなすことによって、無駄のない動きができるようになるのではないでしょうか。

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2015年10月09日

get the messageは、転職キャリアブログになります!

 私も、57歳になり、定年まで3年を切りました。
 (正確には、2年9ヵ月)
 嫌でも、次の人生を考えなければなりません。
 get the message どこから来るかもわからない
 メッセージを受け取り、人生に活かしたいと
 思います。

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posted by 飛べないカカポ at 05:09| Comment(0) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月20日

31歳の新入社員

 ▲■電器株式会社は、大手家電メーカーの製品を製造しているいわゆる下請けだ。大手家電メーカーは、自社の製造工場を海外に移転させ、国内の下請けに製造を委託することが少なくなっている。▲■電器株式会社の売上、利益は激減し、国内の製造工場は閉鎖の危機に追込まれている。そんな▲■電器株式会社に、一人の新入社員が入社してきた。彼の名は、桜井裕也、31歳、実は、彼、単なる新入社員ではなく、あるコンサルタントが派遣した侵入社員であった。
 桜井は、▲■電器株式会社に派遣されるまで、広告代理店、デザイン事務所など経験を積み、企業を外からではなく、中から改革するための侵入社員になるためのキャリアを磨いてきたのだ。もちろん、彼の素性を知っているのは、役員だけであり、部長以下の社員には伏せられていた。彼を派遣したコンサルタントは、企業を外部から指導するのではなく、桜井のようなスタッフを派遣し、内部から改革すること。

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posted by 飛べないカカポ at 21:08| Comment(0) | 侵入社員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月13日

最後の授業 ぼくの命があるうちに

最後の授業 ぼくの命があるうちに -
最後の授業 ぼくの命があるうちに -

 ずいぶん長い間「積読」にしておいたことを後悔する素晴らしさでした。 パウシュ教授は、幼いランディの頃から目の前に立ち塞がるレンガの壁を、それまでしてきた準備と一瞬の閃きで乗り越えてきた。
 教授は「夢を実現できた理由の大部分は、たくさんのすばらしい人たちに教わってきたことのおかげだ。自分がこうして感じている情熱をこめて話せば、講義を聴いた人が自分の夢を実現する道を切り開く手助けになるかもしれない。」と言った。 
 教授に限らず、困難の中で偉業を成し遂げた人の行動は、誰かの手助けになると言うよりも、誰かの心の中の夢に直接点火する。そしてある時は、その人の行く手を照らすヘッドライトになり、またある時は、雨風をしのぐ休憩所になる。

 この本の素晴らしさの原因は、原文が素晴らしいからなのか、訳が素晴らしいからなのか、それは僕にはわからない。ただ一つわかっていることは、ランディ少年は、鼻もちならない悪ガキだったが、パウシュ教授は、素晴らしい教師、コンピューターサイエンス学者、夫、父親、息子、友人、兄弟、学生たちのよき指導者だと言うことだ。
 それは、ランディが、死を目前にして、自分自身を客観的に見詰めることができたことに起因する。そしてランディは、私たちに死を目前にしなくても、自分自身を客観的に見詰める方法を伝授してくれている。

 「レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。それを真剣に望んでいない人たちを止めるためだ。」また「レンガの壁に、自分が何かをどんなに望んでいるか、証明するチャンスを与えられているのだ。」そして「壁をのりこえたあとは――たとえ誰かに投げ上げてもらったのだとしても――自分の経験を話せば、きっとだれかの役に立つ。」

 どのエピソードも素晴らしいが、私はスター・トレック、カーク船長のリーダーシップという章が好きだ。カーク船長を演じたシャトナーがパウシュ教授の研究室を訪れ、カーク船長の写真を送ってくれた。そこにはこうサインしてあった。「勝ち目のないないシナリオがあるはずがない」と

 もし、まだお読みになっていないなら、あなたも珠玉のエピソードの読者になりません

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posted by 飛べないカカポ at 05:18| Comment(0) | 池井戸 潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫) -
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫) -

 「絶対無理! って言われることを成し遂げたことが、自信になるんだ。それが大人になってからも、大事なことなんだ」

 気付けばたくさんの応援団が私の後ろにいてくれて、私のなによりもの力となり、どんなに暗い道でも光を照らしてくれたのです。

 「何か死ぬ気で頑張る」って、人生めちゃくちゃ変わるんだなって、体験してみて改めて思います。人生なんて、自分次第でいかようにも変えられることを学びました。だったら、選択肢がなるべく多い方がおもしろいし、お世話になった人や大切な人を喜ばせてあげられる人生にしたい。

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ラベル:ビリギャル
posted by 飛べないカカポ at 19:27| Comment(0) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人生が変わる哲学の教室

人生が変わる哲学の教室 (中経の文庫) -
人生が変わる哲学の教室 (中経の文庫) -

 どうしても生きるのが苦しいという人は、人生に「大文字の意味を」を求めることをやめてはどうでしょう。人の一生なんて長い地球の歴史のほんの一瞬にすぎません。だから日々生きていることを楽しむべきです。人生には、そのことにしか意味がありません。いっそあなたの重荷になっている物事をすべて捨ててしまえばいいのです。そうすれば少なくても気が楽になるんじゃないでしょうか。

 理想を選択するというのは、前に進みたいときですね。あるいはその場所から抜け出したいときであるといってもいい。そして現実を選択するときというのは、今いる場所を受け入れようとするときなのです。前にすすむためにあえて現実を選ぶという方法もあります。あまりハードルが高いといつまでたってもそこから抜け出すことができないからです。この場合、現実の先に理想が控えているのであって、必ずしも現実に甘んじたということにはならないでしょう。

 「もし・・・を欲するならば、〜せよ」というように、予め設定された何らかの目的を前提とし、その目的を前提とし、その目的を実現するために必要な手段として行為を命ずるのではいけないのです。このような条件付きの命令を「仮言命法」をいいます。そうではなくて、条件は一切つけずに、単に「〜せよ」と行為のみを求めるのです。ここでは行為の目的は前提となっていません。このような条件を一切つけない命令を「定言命法」をいいます。何かメリットがあるから行為するというのは、仮言命法なのです。
 しかし、ただ「やれ」といわれても、常にその行為が正しい行為となるかどうかはわからない。そこで私(カント)は、「あなたの意思の基準が、常に普遍的な立法の原則に合致するように行為しなさい」という原理が成立つ場合のみ、定言命法は妥当するとしています。簡単にいうと、定言命法は、誰もがその判断が正しいと思えるばあいにのみ成立するということです。

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ラベル:小川仁志 哲学
posted by 飛べないカカポ at 19:16| Comment(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月28日

空と海のであう場所

空と海のであう場所 (ポプラ文庫) -
空と海のであう場所 (ポプラ文庫) -

読む人によって、読んだ時の気持ちによって、感じ方が大きく変わってしまう物語りだと思います。だから、きっと私の感想・レビューは余計なものでしょう。それでも私は、誰かを愛している人たちに、誰かを愛したい人たちに、誰かから愛されているのに自分では気がついていない人たちに、そして、誰かを愛し誰かから愛されている人たちに「この『空と海のであう場所』を読んでみたら?」と薦めたいと思います。誰かをもっと愛せるように、身近に愛すべき人がいることに気づくように、誰かから愛されていることに気づくように…

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posted by 飛べないカカポ at 10:34| Comment(0) | 小手鞠るい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月16日

好き、だからこそ

好き、だからこそ (新潮文庫) -
好き、だからこそ (新潮文庫) -


好き、だからこそ許せないことがある。好き、だからこそ言えない秘密がある。好き、だからこそ誰かを不幸に陥れたとしても手に入れたい愛がある。
 好き、だからこそ、風子は、自分以外の誰かとの時間を持ってしまったゴンちゃんへの気持ちが壊れてしまい、修復することができなくなってしまったのかもしれない。そして、許すことも、咎めることも選ばず、好き、だからこそ、好き、という気持ちを心の底に沈めた。

 好き、という気持ちは理屈では説明できないと言われるけれども、そこにこそ人間らしさが秘められているのかもしれない。しかし、もう一方で人間は生きて行かなければならない。誰かから手を差し伸べられることで、生を繋いで行くことができる。その時に生まれる情は、好き、ということと同じなのだろうか?

 小手鞠るいさんの世界に登場する女性たちは、いつも健気で自分自身の感情に正直に生きてゆく。その一方で、男たちは、情にほだされて自分自身の感情を真正面から見詰めることを避けているような気がする。

 それぞれの登場人物の立場や、過去に経験した出来事によって、新たな出会いの中に光と影が生まれる。

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posted by 飛べないカカポ at 06:03| Comment(0) | 小手鞠るい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

サンカクカンケイ



 小手鞠さんの作品は、エンキョリレンアイに続いて2作目。エンキョリの花音の人生も、紆余曲折だったが、あかねの人生も負けず劣らず曲がりくねっている。しかし、あかねは、悲しさを糧に新しい人生を切り拓く。

 『陽だまりの彼女』『天使の卵』と恋愛小説が続いたので、その流れで『サンカクカンケイ』を読んでみた。小手鞠るいさんの作品を読むのは、10月に読んだ『エンキョリレンアイ』に続いて2作目で、エンキョリの主人公であった桜木花音が登場するというサプライズ付きだった。花音の人生も、紆余曲折を経るものだったが、サンカクの主人公である広瀬あかねの人生も負けず劣らず曲がりくねっている。しかし、彼女たちは、悲しい出来事を糧にして逞しく新しい人生を切り拓いて行く。「エンキョリを再読したい」と思わせる爽やかな読後感に浸れる作品。

 この物語りの中からは、とても素敵なフレーズがたくさん見つかりました。その中のいくつかを、紹介したいと思います。『困難にぶつかった時、本当に頼りになるのは他人ではなくて、自分。自分の心。その心の中から滾々(こんこん)と湧きだしてくる、際限なく豊かで自由な「想像力と創造力」。言いかえると、頼りにできるのは「それしかない」と、』困難にぶつかった時、他人に頼って対処療法を講じたとしても問題を根本から解決することはできないのかもしれませんね。何がその問題の根本なのかを突きとめて、それに直接対処しよう!

 主人公の「あかね」は、「恋することは、自分が自分でなくなってしまうこと?自分を失うということ?」「自分を失うことはちっとも怖くないのに、わたしは龍也を失うことが、なによりも怖かった。」と独白する。あかねを手繰り寄せたり突き放したりする龍也には、何をもってしても埋めることのできない空洞があるような気がした。空洞がどのように出来たのか、彼がどうやって埋めてゆくのかということについては、描かれていないのだけれども、彼に関わる全ての人々が、頼り頼られることよって得られる充実と無縁のような気がした…


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posted by 飛べないカカポ at 10:55| Comment(0) | 小手鞠るい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月12日

天使の卵―エンジェルス・エッグ

天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫) -
天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫) -

 カミサンが買った本を手に取りました。女性の作家が19歳の男性の視点から一人称で書いた作品です。そのためか、男性の気持ちという意味では、ちょっと無理を感じる部分もありました。私にも美大を目指して石膏デッサンに明け暮れていた浪人生だった時代があったので、アリアスに似た横顔をもつ日本女性がいるとは思えなかったし、所々に見える紋切り型の表現も鼻につきましたが、物語そのものには読者を引き込む力があり、先を急ぎたくなるような緊張感もありました。そういう意味では、他の作品も読んで見たいという気持ちになる作品でした。

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posted by 飛べないカカポ at 20:20| Comment(0) | 村山 由佳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月09日

陽だまりの彼女

陽だまりの彼女 (新潮文庫) -
陽だまりの彼女 (新潮文庫) -

 表紙のイラストが気になっていた『陽だまりの彼女』…手に入れるまでにも時間がかかったし、手に入れた後も読み始めるまでに時が経ってしまった。私が愛読している作家さんとは、空気の色やニオイが全く違う世界…確かに、陽だまりの中でウトウトしている間に、心地よくてちょっぴりスリルのある夢を見ていたような感じだった…強いて言えば、ポール・ギャリコさんの物語りを読んだ後のような感じ…日本の作家さんなら、小手鞠るいさんの『エンキョリレンアイ』のような感じだろうか?
 ときめくことができた56歳のオジサンの気持ちは、まだ若い?

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posted by 飛べないカカポ at 20:21| Comment(0) | 越谷オサム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月07日

時生

時生 (講談社文庫) -
時生 (講談社文庫) -

 不治の病を患い最期を迎えつつある息子は、生まれる前からこうなる可能性を抱えていた。宮本拓実と妻の麗子にとって覚悟していたことではあったが、息子である時生が、自分の運命をどの様に受け止めているのかということだけは、重く圧し掛かってくるのであった…

 子供にとって良かれと思った選択肢が、子供に恨まれる原因になることもある。しかし親を恨んで生きれば傷を広げるだけだ、どのような星の下に生まれて来ようとも、生まれて来て良かったと思えるか思えないかは、自分の生き方次第である。2002年刊行の作品だが、今こそ読んで欲しい。

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posted by 飛べないカカポ at 00:00| Comment(0) | 東野 圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする